渡部
この理由はシンプルで、傷み過ぎて部材が腐食していたりすると、塗装ではカバーしきれず、部材張替えなどの交換をする必要性が生じ、工事金額が割高になってしまうからです。意外にも、外壁が傷み過ぎてからやっとお問合せをするお客様も少なくありません。- 気にはなっていたけれど、時間が経ってしまった。
- 汚れてきたなとは思っていたけれど、まだ大丈夫かと思って。
渡部
お気持ち分かります。高額な外壁塗装だけに、手抜き工事とか、怪しい訪問業者とか、どこかにお問合せするまで躊躇してしまいますよね。ただし、外壁の部分張替えをしたり、付帯部の部分交換をしたり、下地を補修したり、雨漏れしていたら工事後も入念な定期検査をしたりなど、適切な工事タイミングを逃すととても労力がかかる工事内容となります。そして、労力がかかるという事は費用もかかります。
ここで声を大にして言います。外壁塗装をご検討の皆さま、是非、外壁が”傷み過ぎる前”に工事をしましょう。
外壁塗装をする具体的な年数目安
タイミングとしては、外壁が傷み過ぎる前に工事を行う事の重要性をお話ししましたが、具体的な年数目安としては下記です。
いずれにしても、大体の年数目安は統一で10年です。しかしながら、シーリングの劣化が目立ってきた場合や、前回塗装した塗料や施工が粗悪だった場合は、5~7年程度で早めに外壁塗装をした方が良い場合も少なくありません。
高圧洗浄が不足していて、塗装してから数年で屋根が劣化…。
通常は3回塗りのところ、2回しか塗られていなかった…。
シーリング打込み前のプライマー塗布が不足していて、シーリング断裂が…。
どこかからか雨漏れしていて、軒天に雨染みや腐食が…。
上記の年数目安10年はあくまでも”目安”なので、
定期的に外壁状況をチェックし、外壁が傷み過ぎる前に早めに業者へご相談しましょう。
渡部
良心的な塗装業者と出会う為にも、やはり複数業者への相見積りは重要です。また、業者探しは「ご縁」と言っても過言ではありません。各社で工事内容や金額に差が出るだけでなく、その業者や担当者との相性も大切かと思います。いくら施工技術があったとしても、施工実績が豊富だったとしても、社歴が長かったとしても、相性が良く親身になってくれる良心的な業者でなければ、外壁塗装をお願いして「頼んで良かった!」となる事は困難かと思います。
そこで、お見積もり段階での優良業者の具体的な特徴を見ていきましょう。
- 外壁診断がしっかりしている。(報告書の提出有り)
- お客様の声(ご要望)をしっかりヒアリングしている。
- 見積書の工事項目が詳細に記載されている。
- 工事のメリットだけでなく、デメリットの説明もある。
- 工事金額が低価格~適正価格の中間。(良心的な価格設定)
当社の場合ですが、お客様満足度向上を図るため、下記取組を行っています。
ヒアリングシートでお客様のご要望をしっかりヒアリング
外壁診断書で現況の説明
不具合原因の徹底追及
見積書へ詳細項目を記載
相見積もりは、お客様も手間がかかる大変な作業ではありますが、高額な外壁塗装工事だからこそ、最低でも2~3社へは相見積もりをお願いし、優良業者と出会いましょう。
渡部
外壁塗装は、工事完了がゴールではなく、スタートです。せっかくキレイになった外壁ですから、長持ちしないと意味がありませんよね。だからこそ、工事完了後のアフターフォローが大切です。具体的なポイントとしては、長期保証のほかに”定期点検”がセットになっている事が重要です。
- いつの間にか長期保証が切れていて、保証を受けられなかった。
- そもそも、素人目線では不具合が発生しているかどうか分からない。
- 保証書を無くしてしまった or 保証がある事すら忘れていた。
渡部
このような事態にならない為にも、保証書を受け取って終了ではなく、業者による自主的な定期点検がセットになっている事が大切となります。その他にも、いくつかポイントがあるのでご説明いたします。
ポイント❶
長期保証は最低限の年数でOK。
ポイント❷
定期点検時期が決まっている。
ポイント❸
初期点検が充実している。
ポイント❹
店舗(事務所)が近い。
渡部
大体は納得の内容かと思いますが、最低限の長期保証があればOKや、初期点検が気になるとことですよね。もう少し具体的にご説明いたします。実は、長期保証は最低限の年数さえあればOKです。というのも、施工不備があって塗装後に不具合が発生する場合、その不具合は必ず初期(1年以内など)に現れます。 つまり、長期保証の長さよりも、初期点検が充実し、早い段階で発生する不具合に対してしっかり対応してもらえるかが大事なのです。そういった意味でも、店舗(事務所)がご自宅から近い事が理想と言えます。
街のリフォーム屋さんでは地域密着No1を目指し、長期保証はもちろんのこと、1年次定期点検を全てのお客様へ標準セットしております!
渡部
私個人の感覚ですが、外壁塗装をするお客様のうち約半数は、外壁(色)のイメージを変更しています。そのような場合に有効なのが、”カラーシミュレーション”です。- せっかくの外壁塗装だから、今までとは違った雰囲気にしよう。
- 従来の外壁はクリーム系だから、グレー系の引き締まったイメージに変えよう。
- 1色の外壁に飽きたから、1・2階で色分けのツートンカラーに変えよう。
- ご近所さんと雰囲気を変えたいから、何パターンか色の提案を欲しい。
渡部
外壁色を変更する理由は様々ですが、何よりもお客様のイメージ通りの仕上がりになる事が大切です。街のリフォーム屋さんでは、外壁塗装をご契約のお客様に対し、無料サービスにてカラーシミュレーションを実施させて頂いております。
街のリフォーム屋さんのカラーシミュレーション(イメージ)
渡部
良い外壁塗装は、良い外壁診断からと言っても過言ではありません。相見積もりのポイントとして外壁診断の重要性は既にお話ししましたが、適切な工事を行うために、やはり徹底した外壁診断は必須となります。
というのも、外壁劣化状況は建物により異なり、また使用されている部材も様々です。全く同じ状況の建物は一つとして存在しません。実は、雨漏れが発生している場合も少なくありません。だからこそ、建物状況に合った適切な工事プランニングが大切です。
外壁診断と工事プランの例
外壁診断状況
シーリングが劣化している
工事プラン
良い例 シーリング工事が含まれている。
悪い例 シーリング工事が含まれていない。
※ 早期のシーリング断裂の可能性有り。
外壁診断状況
屋根がノンアスベスト仕様
工事プラン
良い例 屋根塗装不向きのため、カバー工法で施工。
悪い例 通常の屋根塗装で施工。
※ 早期の塗膜劣化の可能性有り。
外壁診断状況
外壁が直貼り工法
工事プラン
良い例 カバー工法 or 透湿性塗料で塗装。
悪い例 通常の外壁塗装で施工。
※ 早期の塗膜膨れの可能性有り。
外壁診断状況
初めての屋根塗装
※ スレート屋根の場合
※ スレート屋根の場合
工事プラン
良い例 4回塗りで良質な塗膜形成。
悪い例 通常の3回塗りで塗装。
※ 早期の塗膜劣化の可能性有り。
外壁診断状況
軒天ボードが腐食
工事プラン
良い例 腐食原因解決+張替え実施。
悪い例 塗装だけ実施して完了。
※ 早期の塗膜劣化の可能性有り。
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